嘘でしたと言われるのを待っている。
いまならまだ許す。

終わらないなあ。
君と比べてしまうなあ。

こういうことに成る為に
出会ったのだきっと
こういう風にしか

ならんよ。絶対
私の性格から類推するに

私はあなたにとって
価値がなかったよ、わかったよ
わかったから直すから
どうにかするから

なかったことにして。


たかだか
恋人を失うくらいなんだっていうの?
代わりがいくらでもいるじゃないか。

でもアレだね
私は代わりがいくらでもいるようなひとを
恋人にしないね

なんて浅はかなんだ?
自分の努力で失わずに済んだだろう

いやでも
やっぱり
合わなかったのだなあ。

判るものね。
私も流石に。
合わないと思われているひとと
一緒に居ること程無意味なことなんて
ないもの。
苦痛だ。そこまで私は心が広くもないのでね。

相手にとっても私じゃなきゃ駄目
で無ければ駄目だ。


らくだ。